猫背の何が悪い?
肩こりや首の痛み、頭痛などは、猫背を改善した方が良いと
指導された事はありませんか?
分かってはいるけど・・・・と思っている方が多いと思います。
今回は、違う視野から猫背が体に与える影響について
説明したいと思います。
まず、背中が硬くなり丸まってくると、頭が前に倒れてきます。
背中の筋肉が引っ張り下げて、それ以上、頭が倒れないように
肩や首の筋肉が頑張る事で、肩こりや首こりが起こります。
これが、ゆがみの第一段階です。
更に進むと・・・
下記図の右側のようにアゴを前に出すようになります。
これは、視線を平行に保つために人間に備わっている本能です。
頭には脳脊髄液の水圧を保っています。
脳脊髄液:水様透明な液体で脳の水分含有量を緩衝したり、
形を保つ役に立っていると言われています。
第二段階になりますが、首の骨と頭の位置がズレてくることで
身体に流れる脳脊髄液が頭に溜まり、頭の水圧を高くしていまいます。
これが、頭痛や目の奥の痛みに繋がるケースになるのです。
他にも背中が丸まる事で、脊髄が下に引っ張られます。
脳も一緒に引っ張られることで、首の緊張や頭痛、めまい耳鳴りなど
不具合の引きがねになる可能性が高いのです。
体が丸まってビジュアル的な見た目や肩こりなどもですが、体に与える影響を
考えると、自分で姿勢を正す事が出来るようになることが、健康で過ごせる
キーポイントだと思います。
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